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チェンジ
2008 / 05 / 21 ( Wed )
今年の花粉の飛散量は、例年の3倍だったとか。
幸いなことに、ストレス軽減、菜食中心、アルコール禁を徹底したお陰で、
 「あ、飛んでるな。今日は飛散量が多めかも」
と感じても、ほとんど症状が出ずに快適に過ごせた。
このくらいだと、春が憂鬱にならないから、ありがたい。

ところで、GWはひょんなことから、仕事は全面的に休みになり、非日常的な状況に没頭するチャンスを得た。ずっと自宅にいたのだけれど、心は海外旅行に出ていたような気分。

その後、あらためて日常生活に戻ってみると、自分の思考回路や何気ない生活習慣にパターンがあり、そのパターンがお決まりの日常を生みだしていたことに気付いた。

ちなみに、「ひまわり」ではよく、煮詰まっている人に、
「思い切って半~1カ月くらい、あれこれ考えるのをやめて、旅行なり、遊びなり、普段やらないことに没頭してみたら? そのくらいの期間なら、悩み事を保留にしていても、困る事態にはならないでしょう?
別のことにしばらく没頭してみると、不思議なことに、必ず客観的に状況がみられるようになるから…。
もし、古いパターンが見つかったら、心の中だけでもいいから、新しいパターンを選択してみるといいよ。不思議なくらい、周りの状況も自然に変わってくるから…」
と勧めている。
今回、久しぶりにその効果の威力を実体験できた。

わかっていることも、年月を重ねて、あらためて実行し直してみると、さらなる発見がある。人生って、なかなかに味わい深いもんだ。

テーマ:モノの見方、考え方。 - ジャンル:心と身体

18 : 44 : 23 | 心とからだ | page top↑
満足感
2008 / 05 / 12 ( Mon )
「体が求める食」というのは案外、心の状態と繋がりが深いように思う。
昔、ストレスがひどく溜まっていた時に、中毒にかかったように枝豆を食べるのがやめられなかった時がある。
 逆に、心を調えるために、食を調えることが効果的だったことも…。
 
 ちなみに、心が調ってくると、体は自然に粗食を求めるらしい。
最近では、甘い物、油っこいものを、体がどんどん拒否するようになってきた。
 ところが、目と頭は、心と体の変化についていけなくて、時々、
 「どこそこのお菓子、美味しいんだよね。唐揚げは大好きだから、このくらいペロリと食べれちゃいそう!」
 と、ついつい以前の自分のつもりで食べ過ぎてしまう。すると、食べてる最中は、「おいしい!」と幸せな気分になるのだけれど、あとで具合が悪くなり、
「ああ、体の「食べてほしくない」というサインを大事にするんだった」
と反省することになる…。

 心の栄養も同じ。
 十分心の栄養は足りているのに、
「まだまだ、もっともっと欲しい。あれもこれも、心地いいに違いない」
 と外へ外へと「心地よさ」を求め過ぎると、かえって雑多なものを引き受けたり、体力を消耗したりして、大切な「今ある心の平安」まで失うことも…。

たぶん、「今自分が置かれている状況」というのは、いろいろなバランスを考えてみると、案外、今の自分にとって一番心地いい状況だったりするのかもしれない。
今日与えられたもの、今の状況でしか味わえない幸福を、一日一日大切に噛みしめ、足るを知ることは重要だなあと、つくづく思う今日この頃。

 話は変わって…。

 GW中、ZARD坂井泉水展に行ってきた。
 客層が若い子から相当年配の人まで幅広く、中でもまじめそうなサラリーマンがすごく多かったのにびっくりした。

 会場内で流されていた追悼コンサートやプロモーションビデオを見ながら、
 「この人の人生、辛くて切なくて大変だったのだろうけれど、ドラマチックだったんだろうな。ドラマにしたら、演じてみたい人はたくさんいるだろうな。それだけ、面白くて興味深い生き方だったってことだ。
 でも、この歌詞のような感情をベースにして生きると、人生は幸薄くなりがち。かといって、幸せになったら、こういう歌は作れなくなってしまうに違いない。
 彼女は自分自身が幸せな人生を送るよりも、人々を勇気づける歌を創る人生を選んだのかなあ…」
 なんて思った。

 一度きりの人生、悔いのない自分らしい生き方を選びたいものだ。
23 : 58 : 22 | 心とからだ | page top↑
未来予想図
2008 / 05 / 03 ( Sat )
若い人や子供たちの話を聞くのはとても面白い。
特に、はっきりした目的意識や人生の方向性を持って生まれてきている人だと、話の中で時折「未来社会はどう変化していくのか」を垣間見られることもある。

世の中の多くの人たちは、「大変な未来社会になるのでは」と懸念しておられるようだけれど、若い人たちの話を聞く限り、
「生き方によっては、自由で多様性を発揮できるチャンスを掴める時代になるんだ」
と感じられて、ワクワクする。

ひまわりを通して出会う若い世代の人々を見ていると、
「今の若者って本当に魂が老成してるかも!
予想だにしないようなすごく面白くて素晴らしい人生を計画しているんだ」
と痛感させられる。

そして、若い人たちの人生に触れることで、私自身、
「そうかあ。私の人生、かなり横道にそれて、しっちゃかめっちゃかだったと思っていたけれど、振り返ってみると方向性としては、迷わず真直ぐ予定通りの道を歩いてきたんだ」
と気づかされる。

人生の時々には、右道、中道、左道といろいろな選択肢がある。一つ間違ったらとんでもない方向に行くような気がするけれど、根本な方向性さえ誤らなければ、どの道を行っても、必ず目的地に達するし、どの道を歩いても経験できることに大差はないようだ。
「京都に行こう」
とさえ決まっていれば、車、新幹線、飛行機…何を使って、どんな道を行っても辿り着けるのと同じ。あとは、どのルートと方法が好きかっていうだけ。
今になると、そうしたことがよくわかるのだけれど、渦中にいる時には、とてもそうは思えなかった。

でも、「果たして目的地に辿り着けるのか?!」と、ハラハラドキドキワクワクするのも旅の醍醐味だったりするから、それでよかったのかもしれない。

ドラマも推理小説も結末がわからないからこそ、面白い。
これからの未来社会も、案外捨てたもんじゃないかも…。
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