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俯瞰
2008 / 11 / 28 ( Fri )
 先月から、今月にかけて、私の周りの人たちは大きな流れに動かされるように、大変革の時期を迎えていたようだ。

 加えて今年は、「ドラマな話」を身近でたくさん聞いた。
 ドラマチックな引越、転職をした人は数知れず。
家業をすべてたたんで大々的に引っ越した人。仕事で大方向転換した人。原稿を書き終わって数日後に急逝した人。本を出版して数日後に急逝した人。
 中でも、びっくりだったのは、50歳を目前にした働き盛りに、妻子を置いてチベットに修行に行った知人!
さらには、80歳を目前にして、再婚してアメリカに移住した知人!
 …いやあ…本当に、人生、いくつになっても新しい全く違う道が切り開けるものだと、今年ほど感心させられた年はない。

 しかし、かくいう私は台風の目の中にいるように、物理的に全く動きのない平和な一年だった。
 でも、よくよく考えてみれば、これだけ自分の周りが急展開している時に、「全く微動だにしない」ということ自体が今までになかったこと。
 なにせ、率先して世間の波に乗ることに余念がない人生だったから…。

 今回初めて「全く動かなかった(動けなかった…とも言う?!)」ことで、人生や世の中をじっくり俯瞰することができた。
 「なるほど、世の中って、こんな風に流れが作られて、人々はこんな風に動かされていくものなのか。よくできているなあ! 神様のシナリオって、本当に完璧だ」
 と客観視できたのは「動かなかったから」こそという感じ。

 そして、あらためて、
「神様の視点から私の人生を見たら、超面白いじゃん! すっごいよくできたシナリオ!」
 とも感じた。
いつか何かの形で本にしてみたいもんだ!!
事実は小説よりも奇なり?!
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