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ラジオ体操
2009 / 07 / 30 ( Thu )
 まずはお知らせ。
 
 8月から、FAXと電話相談専用の回線を廃止し、メインの03-5767-6580回線に
統一します。
FAX、電話相談もメインの回線にお電話下さい。

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 地域主催の夏休みラジオ体操の季節。
 「夏休み中、健康にいい習慣を地域ぐるみで推進…」と始められた
行事なのだろうけれど…。
我が家にとっては、最低最悪、百害あって一利なしの行事!

 我が家の「町会長さん」は早起き、運動が大嫌い。
にもかかわらず、町会行事だから断れず…。
でもたぶん、彼以外にも、嫌々仕方なしなし義務でラジオ体操に参加している人は
多いに違いない。
 なにしろ、憑依体質の彼は、みんなの「嫌々エネルギー」を毎日毎日大量に拾って
帰ってくる!! お蔭で、家の空気はどんどん淀むし、本人は毎年必ずこの時期に何か
の病気に罹る! (なんで具合悪くなるのか、いい加減、学習して欲しい!…
「学習できない人なんだ」ってことを、いい加減私が学習すべきって噂もあるが…)

 今年、もろにその影響を受けたのが、愛犬ルナ子。
夏になって、アトピーが悪化傾向になっていたところに、「嫌々エネルギー」を受けて、
まるで生まれたばかりのモグラの赤ちゃんのように
つるっ禿げのまっかっかの皮膚になってしまった…。

 「ルナちゃん。じいの大変なんて引き受けなくていいんだよー。
「体を壊してまで、町会長をやる必要はない。断る勇気も必要」と何度注意しても、
「でも…しかし…」とやめないんだから。じいの病気は本人の問題なの!」
 と話しかけてみるものの、犬には通じない。

 忠犬ルナ子は、
「だって心配なの…。
 純子姉も由紀子姉も、じいに冷たいんだもん。
 私くらい、じいのこと心配してあげなくちゃかわいそう…。
 じい、大丈夫? 辛くない? 大変だよね?」
 と心配のあまり、ますますまとわりつく。

 でも、「まとわりつく」のが、ルナ子の愛情だと理解してないじいは、
「大変な時に、まとわりついて! うるさい犬だ! あー、イライラするっ!」
 と邪険に扱い、八つ当たりする…。

 それでもルナ子はめげずに、
 「だって、心配なんだもん…。じいに私の愛が通じなくてもいいの!
誰かがじいのことをかまってあげなかったら、もっと具合悪くなっちゃうもん。
 せめて私が、じいの「大変」を少しでも引き受けてあげれば、
元気になるかもしれない…! じいー!」
 とくっつく。

 かくして、健気にじいの「大変」をどんどん引き受けたルナ子は、
すっごいグルグルオーラを身に纏い、アトピーをどんどん悪化させるのであった…。

 私たちも、
 「たとえ犬であっても、自分の好きな生き方をしてるんだから、仕方ないよねー。
自分で生き方を変えない限り、根本的にはどうしようもないわよねー…」
と、一歩引いて見守りながらも、ルナ子のあまりの急激な悪化に見てられなくなり、
結局、ヒーリングに手を出してしまう…。その結果、腰痛肩こりに!
ついには、買ったばかりのビデオも壊れる始末…(電化製品は、敏感だからねぇ…)
ああ、なんて悪循環!! 結局、みんなが不健康に!!

 だから、ラジオ体操なんて大っっっ嫌いだ! 
 
みなさんも、「健康習慣」なんて美しい言葉に騙されないように…。
 気持ちよく感じてこその健康法!
嫌々やったら、どんなにいいことだって、百害あって一利なし!
 特に敏感なよい子は、嫌々渋々義務感に縛られて参加している人の多い集団の中に
入っていくのは、絶対、体に悪いからやめようねっ!(夏休みの注意って感じ?!)

 「楽しいからやる! 興味があるからやる!」
 行動起こすときの基本姿勢はそれが肝心だね!

テーマ:モノの見方、考え方。 - ジャンル:心と身体

22 : 06 : 51 | 心とからだ | page top↑
ラリック家の人々
2009 / 07 / 10 ( Fri )
 七夕の日、出勤時にお天気雨が降っていた。
 ふと、空を見上げると、青空のど真ん中にまるで天の川のような靄がかかり、
陽を受けてうっすら虹色に輝いていた。
 まるで、虹色の天の川が青空にかかっているようで、神秘的で奇跡的な美しさに感動!!
まさに、一刻千金! 朝からとっても幸せな気分になった。

 ところで…。
先日、妹に誘われて、ラリック美術館に行ってきた。
 特別企画展示は、ラリックの娘スザンヌが手掛けた絵付け陶器だった。
 期待せずに見に行ったのだが、ラリックの娘の作品もさることながら、
孫娘が語る「ラリック家の人々」の話がめちゃくちゃ面白かったのなんの…。

 ラリック家の人々は、本人、妻、娘、息子…みんなすごくドラマな人生を送ったら
しい。小説やドラマにしたら絶対面白そう!!
人があまりいないのをいいことにショップで流しているDVDにかぶりついて、
見入ってしまった!

 ラリックの多彩な作品が生み出されるにあたって、彼の中から大きなインスピレー
ションを引き出す役割をしたのが、2番目の妻とその娘スザンヌだったらしい。特に
スザンヌは才能豊かな人だったらしく、父娘で互いに刺激し合う中で、それぞれが
違った方面で多彩な活躍をしていたとか…。

 「それって、なかなかいい関係だなあ」
 と、しばらくラリックとスザンヌのことを考えながら、メイトさんや友人たちと交
流しているうちに、ふと気がついた。
 「そっか! 私が「ひまわり」でやりたいことは、元気か病気かに関わらず、誰かの
人生や生活について、一緒に模索する中で、互いにとっての最高のインスピレーショ
ンを引き出し合って、それぞれが最良の道を行くヒントにする…ってことなんだ」
 
 ところで、ラリックとスザンヌみたいに、毎日直接顔を突き合わせて、
「あーでもない、こーでもない」
 と白熱のやり取りができれば、とても楽しいし、インスピレーションも生み出しや
すいかもしれない。でも、そればかりが「交流」ではない。

 たとえば、TV番組などで、芸能人がよく、
「亡き母(恩師)が心の支えでした。迷った時にはいつも心の中で、「これでどうかし
ら?」と必ず尋ねることにしてるんです」
 なんて話しているのを聞く。
でも、普通の人は、亡くなった人と話したり、交流したりすることはできないし、物
理的な援助を受けることもできない(…ってこともないんだけど、一応、「普通は、
ない」ってことにしとこう)。
それでもなおかつ、亡き人がかつて醸し出していた「存在感」のようなものだけを頼
りに、強靭な人間関係が創り上げられたとしたら、それって、実は「ものすごーい究
極の関係」であり、「最高にインスピレーションを引き出す濃密な関係」なのかもね。

 とかく人は(もちろん、私も含めて…です。笑)、
「物理的に同じ時間と空間を共有すること」
にこだわりたがるけれど、もしかすると、一緒に住んでいて長い時間同じ空間を共有
している人よりも、心の中で常に、
 「こう思うんだけど、どうかな?」
 「あの人なら、こういう時、どんな風に考えるんだろう」
 などと、心の中で話しかける関係の方が、住んでいる世界は別々ではあっても(あ
るいは、遠く離れている?)、人生を共に歩んでいる…と言えるのかもしれないなあ
と、ふと思ったりする。

 そういう意味じゃ、織姫さんと彦星さんはなかなかイケてる関係かもね。

 話は少し転じる。

 ラリックを見に行って、人が生み出す芸術作品もいいけれど、それを創造する人物
の方が、私にはずっと興味があるんだと再確認。

 ちなみに、「人物が面白い」という点では、先日NHKで放送していた滝田栄の八ヶ
岳暮らし(演劇と禅について)の話もすごく面白かった。

 ついでに、「60歳のラブレター」で、佐藤慶が「ワルの老社長」の役で一瞬だけで
てきたのだけど、ものすごいインパクトだった。映画の内容なんて、数年後には忘れ
そうだけど、あの佐藤慶の「ワル社長」の姿だけは、目に焼きついていつまでも残りそう…。
 ああいう演技ができる役者っていいなあ。どんな半生を送ってきたのか、
話を聞いてみたい!!

 ああ、やっぱり、いろいろな面白い人の変わった人生話を聞くのは楽しいわー♪
21 : 38 : 59 | 未分類 | page top↑
マルチな方向
2009 / 07 / 06 ( Mon )
「ひまわり」の運営を新しく変更するために動く中で、見えてきたことがある。

「クリニック」の看板をそろそろ下ろしてもいいのだけれど、まだ名乗っているのは、
診断書や薬が出せた方がなにかと便利だから。
でも、実際の運営方針は、以前やっていた「ひまわりの部屋」のコンセプトに
統一したのだと、はっきり実感。

今後は、元気な人の人生相談に、仕事の相談、雑談などのサロン利用、病気の相談まで、
何でもあり…に加えて、
「その人の中に眠っているインスピレーションを最大限に引き出す手伝いは、何でもOK!
変わった面白い仕事、喜んで引き受けます」
という形で、相当マルチに、思いっきりやりたい放題、自由奔放に流れて行く感じがする。

なんだか「ディズニーランドなクリニック」になりそう…。
でも、すっごく私らしくて、私の性質を最大限生かした方向転換かもしれないと
思いつつある。
 
話は変わって…。
先日、幼少期にハマっていたテレビアニメ「W3(ワンダースリー)」が、
「週刊 手塚治虫」という番組で特集された。ワクワクしながらみた。

…愕然とした!
「えっ! そんなストーリーがあったの? そんな主題が盛り込まれてたの?! 知らなかった!」
見る人が違うと、こんなにも違う視点があって、こんなにも違うあらすじ紹介になるんだ…
とあらためて思い知った。

確かに、いろいろな人に、
「印象に残っている物語はなんですか。あらすじを簡単に説明して下さい」
と聞くと、その人の特徴や人生観などが顕著に表れるとは思ってたけど…。
自分にとって都合のいいストーリーしか覚えてなかったことに、あらためてこの年になって、
思いっきり気づかされた感じ。

ちなみに、「僕が僕に還る旅」の本には、アニメ「みなしごハッチ」のストーリーを
引用している。でも、もしかすると、今「みなしごハッチ」を見直すと、
「えー、これって、そういうストーリーだったの?!」
と思ったりするのかも…。

そう考えると、
「私は過去について、かなりハッキリ覚えている」
と思っていても、案外、知らないうちに「過去の人生ストーリー」も、都合よく
(都合悪く、不幸でドラマチックに?!)書き換えている部分もあるに違いない。
あるいは、自分の人生も別の人の視点で見たら、違う物語に見えるんだろうな…と
しみじみ思う。

ところで、「W3」が放送された当時、私は2-3歳だったとも発見! そんな時期に見た
アニメの数々のシーン(自分に都合のいい場面だけだけど…笑)を覚えていたなんて、
三つ子の魂100までとは、よく言ったもんだ。

でも、私に限らず、子供の頃、すごーく印象に残っている物語や出来事って、
実は人生のキーになっていることが多いから、思い出してみるのは面白いかも。

さらに、どうでもいいことだけど、私は今でも、「W3」の主題歌を全部歌える! 
他にも子供のころ見ていたテレビの主題歌は、今でもだいたい歌えるんじゃないかな?
この才能をもっと他のことで生かせたらよかったのになあ…。
三つ子のうちにもっと才能磨きをしておきたかったわ。
18 : 00 : 44 | ひとりごと | page top↑
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