モチベーション
2012 / 08 / 03 ( Fri ) 先日、ひょんなことで自分が昔書いた本を読み直すことになった。
そこで気がついたのは、今も昔も行動パターンは あまり変わってないということ。 なかでも、調子が悪い時に努めて 「楽しいこと。面白いこと。美しいもの。心地よいこと」を見るようにするのは、 かなり年季の入った行動パターンだ。 ところが、同じ行動を取っていても、今と昔では大きく違うことがある。 それは、 「なぜそういう行動をするのか?」 という理由あるいはモチベーション、もしくはそれで得たい結果、 目標…のようなもの。 昔は、 「どうせ行動するなら、完璧にやりたい。立派にやりたい。自分を変えたい。 とことんラクで楽しくなりたい」 という意欲が強すぎるあまり、 「完璧にできているか? 立派になったか? よりよい自分に変われたか? 辛さは完全になくなったか? 」 と過大な結果を求め、理想の結果に辿りつかないことでイライラして、 別の辛さを生みだしていた気がする。 それに比べて、今は、「気に入らないものを無くそう」とも、 「自分を変えよう」とも、「完璧に現状を変えよう」とも、 「立派な行動をしよう」とも思っていない。 ひたすら単純に、 「何も変わらなくてもいいんだー。楽しいこと、素敵なことに少し目を向ければ、 心の中はその分楽になる。ちょっぴりラクになるだけで十分♪ ああ、楽しんでニコニコしてる私って好きかもー」 と、その瞬間瞬間に見つけた「楽しいこと。心地よいこと。気持ちいいこと」 を気楽に味わうだけになっている。 ほんのちょっとのスタンスの違いなのだけど、 これだけで心と体のラクさはかなり違う。 昔と今、変わらないようで、見えない部分で随分変わったのだなあ…と 発見した気分だった。 |
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