スタンス
2012 / 12 / 28 ( Fri ) 最近は、「ゆめ」に振り回されながら、忙しく過ごす日々…。
めっちゃワンパク娘なので、あり余った体力を消耗させるために、 老体に鞭打って散歩はランニング! 学校の体育の授業では、何が嫌いって、マラソンほど嫌いなものはなかった私なのに、 「毎朝ランニング」の生活になるなんて…。 人生、どこでどんな展開になるか、わからないものだ…。 「ゆめ」と暮らし始めて、いろいろな発見がある。 「ゆめ」は、ルナちゃんとは対照的。 ルナちゃんは、愛想がなくて、呼ばれても振り向きもしないし、尻尾も振らない。 でも、散歩中、私が人としゃべってる時、おとなしくそばにいて、 人からなでられてもじっとしている。 「ゆめ」は、呼ばれたらすっ飛んで行くし、誰にでも尻尾を振って飛びつき、 ペロペロなめまくる。 そばに人がいたら、じゃれついてしまい、一時たりともじっとしていないし、 甘噛みも激しい。なので、散歩中に道を聞かれても、答えるだけで一苦労…。 そんなハイパーな「ゆめ」の愛情は、けっこう多くの人には「重い」こともあるみたい。 案外、「ルナちゃんの方が好み」という近所の人たちは多そう。 「愛がたくさん満ち溢れている程いい…ってわけじゃないのよね」 なーんて、考えさせられたりする。 さらに、「ゆめ」がハイパーに振る舞った時、近所のおばさま方はニコニコ微笑みながら、 「舐められるの、苦手なのよー」「飛びつかれるとちょっと怖くてね」 などと、さらりと実に上手に「ゆめ」との距離を作られる。 そのスマートな柔らかさには脱帽!! 「ああ、苦手なものがあっても、拒絶するのではなく、この人たちみたいに サラリと微笑みながら、適度に距離を保つことができるのって、すっごくステキかもー」 と感心させられる。 また、「ゆめ」はケージの中の限られた空間、限られた身の回りの物で、 新しい遊びを開発するのが得意。知育トイの攻略やおもちゃの破壊はお手のもの。 ケージの木枠をきれいに彫刻したり、フェンスにぶら下がってブランコ遊びをしたり、 ダンスを踊ったり、寝床をグルグル回したり、湯たんぽをブーメラン代わりにしたり、 床に敷いてあるクッションフロアーを分解、破壊したり…。 なので、私と妹はひそかに「プロのゲーマー」と呼んでいる。 しかし、遊びがこうじて大変な事態が起こり、絶句することもしばしば。 そのほとんどが全く予測だにしないことだけに、 「なるほど、そういう遊び方もあるのかー」 と妙に感心させられて、ヘロヘロになりながらも、大笑いしてしまう。 ゆめがいるだけで、今までとは全く違った視点の発見に 毎日毎日たくさん出会うことが出来、平凡な日常が新しいものに感じられる。 人生って、自分で変わっていこうとしなくても、 ひょんなことでどんどん変わっていくものだなあと思う。 また、気づくと、 「楽しいことは、さらにパワーアップして楽しく、 大変なことや困ったことや嫌なことの中にも面白みが発見」 という状況になっているので、これまた、 「これからのなかなかいい「新しいスタンス」かも…」 と思ったりもする。 そんなこんなで、あっという間に一年も終わり、今年もあとわずか。 どうぞ、皆さまよいお年を! |
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