流れ
2014 / 03 / 29 ( Sat ) 人には、自分の意志とは関係なく、流れの中で大きく動かざるをえなくなる時が
来ることがある。 たとえば、震災のために、意図せず生まれ故郷を離れることになり、 今までと全く違った生活を始めざるを得なくなるとか…。 私にとって、今がそういう「時」なのかも…と思う。 最近は、穏やかで変化の少ない平凡な日常のよさに目覚め、 そんな生活を大きく変えるつもりはさらさらなかったのだが…。 周りが大きく変化したことで、自分も動かざるを得なくなった。 たぶん、何年か前の私なら、「動くべきか否か」とか「なぜこんなことに…」とか、 あれこれ考え込んでいたように思う。 でも、今回はストーンと腹に落ちるように、 「ああ、天が「変化する時期が来た」といってるんだなあ…」 と感じ、変化することに迷いがなかった。 それはたぶん、ここ数年の間に、 「未来はこんな風になって欲しい」 との期待が全くなくなり、 「起こることはすべて必要があって起こる。 どんなことも「起こらないようにしよう」と躍起になるのはナンセンス。 起こったことはただ、「何かきっと、未来につながる大切な出来事に違いない」と思い、 その時心と体がベストと思う形で向き合っていけばいい」 とシンプルに思うようになったことも大きいかもしれない。 考え方や生き方が変わったことで、 「若い時のように、夢に向かってエネルギッシュに突進するエネルギー」は 無くなったけれど、 「天や世界のすべてをそのままに信頼して受け入れている」 という、シンプルで静かな心の感覚はとても心地いい。 この先、流れはどんな風に変化し、どんな形に行きつくのかはわからないが、 予想だにしない面白い展開がありそうで、楽しみだ。 まずは、このチャンスに、生活のすべてを一度見直し、 思いっきり断捨離して、新しい一歩を踏み出したいなと思っている。 |
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