心の掃除
2014 / 06 / 30 ( Mon ) 私は元々、あれこれグルグル考え込んだり、
クヨクヨ悩んだりするのが得意な性格だ。 でも、仕事のお蔭で、物事を随分前向き(アバウト?)に考えられるようになり、 「なるようになるさ」 が板についてきた。 それでも、今でもひょっとした時に、クヨクヨグルグルが出ていることに気づき、 「ああ、三つ子の魂百までってよく言ったものねー」 なんて苦笑いすることがある。 一番困るのは、自分でも全く気づかないうちに、 クヨクヨグルグルのクセが出ていて、知らないうちにブルー系の気分に染まっている時だ。 そういうことは、案外、「大変な時」ではなく、「暇で、平和な時」に起こることが多い。 たぶん、「大変」の真っただ中の時は、大騒ぎに忙しくて目の前のことに手いっぱいで、 考える暇がないから。「楽しく嬉しいことに夢中の時」は、楽しむことに忙しくて、 やはり考える暇がないから。 疲れきっている時は、寝たり、体を休めるのに精一杯だから、 これも考え込む間はないから…だろう。 ちなみに、私の場合、「ちょっとだけ大変」な時が、案外一番いい時かもしれない。 なぜなら、 「大変なことがあるから、心を『大変』に持っていかれないように、 気を引き締めて、心の中をいいもので満たし、調えてあげよう」 と、意識的に常に心の掃除をするからだ。 ところが、なーんにも問題がなく、平和でボーっとしていて、暇な時は、 一番心と体が緩んでいる。 緩んでいるがゆえに、長年の心のクセが知らず知らず出るらしい。 すると、探す必要もなければ、こだわる必要もない日々のささいな生活の問題点を あれこれ探し始め、知らないうちに「問題点探し」がエスカレートしてしまうと、 ブルー気分に突入…というわけだ。 まあ、こういう性格も、前向きな言葉でいえば、 「向上心がある」ってことなんだけど…。 向上心も行き過ぎると、必要以上に自分のお尻を叩いてケガすることに繋がりやすいもの。 まあ、何事も塩梅が大事ね。 ただ、私の場合、幸いなことに仕事のお蔭で、誰かによい言葉を探しているうちに、 自分自身も、 「ああ、そうだ。私の中にも、小さいけれど、同じ様な部分がある。 私と関わって下さった人が、私のことを調えて下さってるんだなあ」 とハッと気づかされ、リセットされる。 なので、私にとって、相談者さんは自分を映す鏡であり、 いろいろな教えを授けてくれる神様のようなありがたい存在なのだ。 人って、本当にいろいろな形で、支えられ、活かし、 活かされているのだなあとつくづく思う。 柴犬ゆめ 「ふ・ふ・ふ…。純子姉が笑顔を忘れないように、 あたちがいつもニコニコしてあげているのよ。 なんたって、あたちは今流行りの『笑うワンコ』だ・か・ら♪ ちなみに、あたちが、「いたずらワンコ」に見える時は、 純子姉のメガネが曇っている時に違いないわー (ニヤリ)」 テーマ:モノの見方、考え方。 - ジャンル:心と身体 |
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