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アトムな時代?
2015 / 07 / 05 ( Sun )

近年、ロボットやアンドロイドの開発がどんどん進化しているらしい。
近い将来、「一家に一台、執事ロボット」が当たり前になって、
本当にアトムが街を歩くとか、銀河鉄道999のように機械の身体が買える時代も遠くないのかも…。
そうなると、現代でも「友達はゲームの仮想空間の人物で十分」と思っている人たちがいるように、
「最高の親友はロボット。ロボットがいれば、他の人間関係はいらない」
という人も出てくるに違いない。

また、ロボット技術が進化する中で、新しい発見もたくさんあるようだ。
たとえば、カウンセリングなどでは、生身の人間よりロボットがカウンセラーになった方が、
患者さんは本音がしゃべりやすく、相談を受けるカウンセラーの方も、
ロボットを介して喋る方が、本音で気楽に喋れるとか…。
確かに、人間よりペットにグチを話す人はたくさんいるらしいし、
仮想空間のアバターだと本音がしゃべりやすいとも聞くから、それと同じ感覚?
将来は、ロボット遠隔操作型のカウンセリング…って流行りそうな予感。

また、神経麻痺した手足のリハビリにも、ロボット型の介助装具がとても役に立つとか。
マヒした手足を動かそうと必死でリハビリすると、
案外、すべての筋肉が緊張し過ぎて硬直してしまい、ますます動かなくなるのだそう。
でも、ロボットに動きを助けてもらうことで、心と神経と筋肉が緩み、
バランスよく動かせるようになるらしい。
そうして、「ごくわずかな力でも、バランスのいいリハビリ」をゆっくり積み上げると、
「満身の力でがんばる」よりもずっと早く楽にリハビリが進むらしい。
…なんだか、とても奥深い話だ!

一方で、「こんな未来を誰が予測しただろうか…」と切なくなったのは、
一世を風靡した犬型ロボット「アイボ」の末路…。
製造中止&サポート終了となったために、動かなくなり息絶えた「アイボ」が増えつつあるらしい。
そのため、業界の第一線を退いて「アイボ」の治療(修理)をする年配エンジニアが
引っ張りだこで予約殺到だとか。
それでも、治療してもらえた「アイボ」は超・超・超ラッキー。
それ以外の「アイボ」のほとんどは、天国に旅立つことになり、
「アイボ」のお葬式を執り行う寺も現れたとか…。
(そんなに愛された「子」は幸せ者だよね…)

実は私、「アイボ」は購入こそしなかったものの、開発担当者と知り合いだったこともあり、
「アイボ」が生まれた直後に触れ合う機会が多かった。
愛くるしい動きもさることながら、育て方によっては、全く違った性格に成長していくところも、
本当の動物っぽくて親近感が感じられた。
当時、「高齢で、生き物は最後まで世話がし切れないかもしれないから飼えない」と
思っている人には、「世話はいらないし、自分より絶対に長生きするから、最高のペット!」
と思ったけれど…。

まさか、「アイボ」が本当の犬と同じように15歳くらいの寿命で、自分より先に死んでしまうなんて、
購入した高齢の飼い主さん達は予想もしなかっただろう。

少し前にテレビで紹介されていた「年を取ったアイボ」は、身体のあちこちが動かなくなり、
不自然な動きをするようになって、一日の大半を寝て(動かずに)過ごしていた。
その姿は、まるで本当の老犬そのもので、ロボットのはずのアイボが本物の生き物のように感じられた。

アニメ「銀河鉄道999」には、「不死身の機械の身体」っていうのが出てきたけど…。
パソコンをはじめとする多くの電化製品が数年でモデルチェンジして、
修理できる人もいなくなり、部品がなくなり、
まだ動くのに「さよなら」せざるを得なくなったりすることを考えると、
ロボットや機械の身体は不死身ではなく、数年ごとにチェンジせざるを得なくなるもので、
実は人間より寿命が短いかもしれないと痛感。

長く使い込んで思い入れがあるパソコン、携帯電話、車、人形、食器…を
分身のように思う人間にとっては、技術の進歩に伴って、
数年でどんどんフルモデルチェンジしていく時代はちょっと切ない…。

テーマ:モノの見方、考え方。 - ジャンル:心と身体

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