アクシデントもよし?!
2017 / 04 / 06 ( Thu ) 昔、夢中になったシリーズドラマ「北の国から」を書かれた倉本聰さんの脚本で、
「老い」と「死」をテーマにしたドラマが始まった。 私の年でも、けっこう共感しながら見ることができそう。 死は誰にでも必ず訪れるものだ。 多くの人に「どんな死に方が理想か」と尋ねると、 「元気で長生きして、ぽっくり死にたい」 と答えが返ってくることが多い。 でも、実際には、そんな願い通りの最後を迎えられる確率は、 宝くじに高額当選するより低い。 たいがいの人は、否が応でも「がん、脳疾患、心臓病、その他の病気、事故」の中から 一つの「くじ」を選ぶことになる。 そう考えた時、昔は、 「死ぬときはがんがいいな。死期がわかるし、終活もしやすいし…」 と思っていた。 でも、最近になって、 「もしかすると不慮の災害や事故で終わりを迎えるのも、 そんなに悪いことでもないかもしれない」 と思うようになった。 確かに、志半ばの若い人の不慮の死は痛ましく悲しい。 本人にも、心残りはたくさんあるだろう。 私も子供時代、ノストラダムスの大予言や日本沈没などの 本や映画が流行った時には、本気で、 「本当に大災害が起こって、巻き込まれて死んだらどうしよう」 と心配したものだ。 でも、人生も折り返し点を過ぎ、たくさんの経験をして、 いろいろな自然災害や事故の話を見聞き体験するうちに、 そうした不慮のアクシデントに対しても、考え方が大きく変わってきた。 それなりの年になり「人生は悔いなく十分満喫してきた」と思う人にとっては、 「死ぬる時節には死ぬがよく候」かもしれない。 不慮の死は、考えようによっては、 「元気でぽっくり(ピンピンコロリ)」と言えないこともないし…。 それに、普通、亡くなる時は一人でひっそり…だけれど、 災害などの時には仲間も一緒。 天で会った友人と 「あれ~! あなたも災害に遭ったんだー!」 という会話になるかもしれない。 さらに、災害なら、自分がいなくなると同時に、 使っていた家財道具なども全部無くなるかも…。 ならば、遺品の片付けもいらない。 (まあ、役所の災害処理の人には迷惑をかけるけど、みんな「災害なら仕方ない」と思ってくれるだろう!) ただ、不慮の死だと、残された人がとても辛い思いをするのは心配だ。 でも、多くの人が望む「ぽっくり。ピンピンコロリ」もまた、 実は残された人に「具合が悪いのに気づいてあげられなかった」 「孤独死させちゃった」…などなど、並々ならぬショックを与えることが多い。 そう考えると、不慮の死とぽっくりは、やはり近いのかもしれない。 昔は、 「残される人に辛い思いをさせたくないから、やはり病気で終わるのが一番!」 と思っていた。 でも、最近では、 「もしかして、不慮の死でこの世を去れる人は、 残される人の「生きる(活きる)力」を強く信じている人なのかもしれない」 と思い始めた。 たとえば、こんな風に思っている人なら、安心してアクシデントで天に戻れるかも…。 「私の周りの人たちには、悲劇的に見える出来事も しっかり踏み台や糧や転機にして、人生を力強く歩いていく力がある。 彼らはアクシデントをきっかけに、社会に大きな問題を提起する人になるかもしれないし、 大きな人生を掴んでくれるかもしれない。 私の周りの人たちは、そういう力を持った素晴らしい人たちだ。 そして、彼らはまた、去っていった私に対しても、 『あの人は、魂の深い部分では納得してこの去り方をしたのかもしれない。そ して、いつどんな時でも、私たちのことを天で応援し、見守ってくれているはず…』 と思ってくれるに違いない」 そう思えたなら、アクシデントも悪くないかもしれない。 とはいえ、実際に災害や事故に遭ったら、めっちゃ怖い。 「ギャー怖い! なんで私がこんな目に!!」 と叫ぶに違いない。 そんな時には、目いっぱい大騒ぎして怖がり拒絶しながらも、 最後は起こった事をしぶしぶ受け入れる…でいいのかも…なんて思う。 …そんなことを考えるようになったら、子供の時によく思った 「何か恐ろしいことが起こったらどうしよう!」という不安はずいぶん少なくなった。 そして、「起こる事は起こるままでいい」とも思うようになった。 年は重ねてみるもんだ! *** 柴犬ゆめ菜日記*** (必殺技) 柴犬にはツンデレが多いというけれど…。 私もそのクチかも…?! 姉たちにベタベタされるのはゼーッタイいや! 私にその気がない時に、撫でられたり、顔を近づけてきたりすると、チョー不機嫌! だから、プイッとそっぽ向いたり、 「さよなら~~」 と遠くに逃げたりして避けちゃう。 だけど、私がかまってほしい時には、ゼーッタイかまってくれないと嫌! 遊んで! 撫でて! マッサージして!! そういう私の要求には、ソッコーで対応してほしいわ♪ 特に、マッサージはうっとりするくらい気持ちから大歓迎よ~~♪ 私が、撫ででほしい時は、ずーーーっと撫で続けてくだされ~~! …でも、なぜか、私がかまって欲しい時って、きまって姉たちは、 「仕事だから…。今、手が離せないから…。今、食事中だから…」 って、無視するのよねっ。 そんなの許せない! ぜ~~ったい、私をかまわせてみせるわっ! そこで、私は秘技を編み出した♪ じゃじゃーん! 必殺「誰でもメロメロ悩殺ポーズ」。 うふん、あ~~ん、かまってぇ~~ん♪ マリリン・モンローやルパン三世の峰不二子も真っ青なイロっぽさ? このポーズで、姉たちの心をずきゅんと鷲摑みよ! もちろん、ほぼ必ず、撫でてくれるわね。 ![]() ただ、それでもだめな時も、たまーーにあるのよね。 そんな時は、「必殺ごみ箱荒らしの術」 →ゴミ箱をひっくり返して、中身をバラバラびりびりにするのよ(ニヤリ) それでも、だめなら絨毯をかじる! 観葉植物もかじる! それでもだめなら、家中走り回る!! まあ、そこまでやれば、間違いなく姉たちは、 「ぎゃあ~~!! ゆめちゃん、やめてくだされ~~!!」 って、すっ飛んでくるはずよ。 ふふっ。今日も私の作戦勝ちね(ニタリ) やったー! (^^)V |
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