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感じ方、捉え方のギアチェンジ
2017 / 07 / 06 ( Thu )
「物事の感じ方や捉え方をリセットする必要があるな…」
と思うことが、最近多くなった。

たとえば、「懐かしのメロディ」という言葉は、私の中では、
「親の世代に流行っていたけれど、今でもよく耳にする歌」
という認識だった。

ところが、今や、
「えー! これ、ちょっと前に流行ってた歌やん! これがもう懐メロなの~?!」
と、びっくりすることが多々…!

今の若い世代にわかりやすいようにたとえると、
「ちょっと前のAKBのヒット曲が『もうそれは懐メロだよ』と言われたら超びっくり!」
という感じ??

他にも、テレビなどで「地元で愛されて50年」とか「百年続く老舗」の店と聞くと、
今までは、
「わあ…。明治、大正と、古くから続いている由緒あるお店なのね。
創業者はもうこの世にはいないけど、伝統の味は受け継がれてきたんだわ…」
な~んて思っていたけれど…。

最近では、
「ええっ! 私が子供の頃、近所に新しくできた新参の店が、今や古参の店なの…?!」
「ええっ! 明治や大正じゃなく、昭和の時代に創業した店が、
老舗の仲間入りしつつあるの?!」
と、びっくり…。

つまり…今までの自分の中の感覚では、「老舗」は
「私の祖父母の年代よりずっと古い時代から続いている店」
だったものが、
「老舗=親の年代より少し以前に創業した店」
に変わり、「地元密着の古参の店」は、
「親が子供の頃からあった店」から、「私が子供の頃にできた店」に
いつの間にか変わっていた…という感じだ。

確かに、よくよく考えたら、「百年以上前=明治より前」だと思ってたけど、
もうちょっとしたら「百年前=昭和の時代」になるのだものね…。

他にも、テレビなどを見ていて、何気なく、
「こういう人(家)のところに、嫁ぐ人って大変だろうなあ…。
このお嫁さん、頑張っていてエラいなあ…! 私だったら無理…」
という感想を漏らすことが、昔から時々あったのだけれど…。

先日、同じことを呟いて、妹から思いっきり突っ込まれた。
「まだ、嫁ぐ気でいるの?! むしろ、嫁を迎える方の立場でしょう!
虫の良すぎる発言です!」

おっしゃる通り!!

実際、虫の良すぎる私は、テレビで同世代の人をみると
「自分より10~20歳くらい上の人」と感じ、30~40歳の人を同世代のように感じていた…。

…どうも、「脳内で認識している年齢、時代」と「現実」に
どんどんズレが生じてきている感じ。

今まで、自分より10~20歳若い人たちとの付き合いが多くて、
何の違和感もなく同世代だと思い込んだまま過ごしてきたせいもあるだろうけど…。

今になってズレを大きく感じ始めたのは、50代と40代では、
大きな差が出始める年ごろだからかもしれないと、改めて思う。

40代までは、
「この先、ああして、こうして、こんな風にして…」
と目標をもって、山を登るように人生を歩くのが当たり前で、
ごく自然なことだったけれど…。
50代は、身体的に否応なく下り始めた道を意識せざるを得なくなる年代。
そのことは、職業柄、普通の人よりは納得しているつもりだったけれど…。

まさか、脳内の感覚まで、少しずつギアチェンジが必要になるのだとは…。
改めて再認識した感じ…。

いやあ…年を重ねるというのは、なかなかに奥深い体験だ。
頭で理解するのと、体験するのでは大きな違いがある。

若さを失うのは決してうれしいことではないけれど、
若い時には想像もできなかったような体験や感覚が味わえるのは、
実に興味深くて面白い!



 ≪柴犬ゆめ菜日記≫

【台所はパラダイス♪】

純子姉は普段しょっちゅう、「わあぁ!」とか「きゃあ!」とか「ひゃあぁぁぁ!」とか
「うぎゃあ!」と叫ぶ。
そんな時は、何はさておき、すっ飛んで行かなくちゃいけない。

でも、純子姉を心配しているわけじゃないのよ。
純子姉が叫ぶときは、たいがい、いろいろなものを落とす時なの♪
ほーんと…よく、物を落としたり、ばら撒いたりするのよ、これが…(^^)
とりわけ料理中は、落とす確率がメッチャ高いわね。
パスタに、お米に、乾物に、刻み野菜に…

だから、ソッコーで駆け付けて、チェックすると、思わぬおやつにありつけるの♪
乾燥パスタなんて、ポリポリして、めちゃイケよ♪

ただ、姉が油を使っているときは要注意!
私的には、油がいっぱいハネて、床がとっても美味しくなるんだけど、姉から、
「ハネた油や、調理中の熱いものが落ちたら危険!!
 火傷しても知らないよ。
お願いだから、そばに来ないでくだされ~!」
と言われて、阻止されるのよね。

それでも、いい匂いにつられてガス台の下あたりに近づこうものなら、
「やめてって、言ってるでしょうがっ!!
ダメっ!! 
だめだっつーのっっ!!」
とマジ切れされるのよ。

でも、めちゃいい匂いの時には、そんなことでメゲてなんかいられないわ!
なおかつ、しつこく油舐めにチャレンジ!!

でも、姉も負けてないのよね~。
しまいには、足で蹴っ飛ばして、
「ダメって、いってるだろーがっっー!!」
って追い払われるのよ…。

足蹴にするなんて、いくらなんでも酷いわ!
パワハラよ!
それが医者のすること?!
(ふふっ! ついに読者の皆様に告げ口してやったわ。ニヤリ)

純「だって、料理中は片手にフライパン、もう片手に箸で両手が塞がってるんだもん。
足を使うしかないじゃない…。
それに、ホントに、私はソコツ者だから、万が一、油物を落として火傷されたら大変!
軽症なら、私が治療するけど、重症を負って病院に罹ったら、
 ゆめちゃんは保険が効かないんだからねっ!」
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