かわいいセキュリティ
2018 / 03 / 04 ( Sun ) ちょっと前からマンガを描き始めた。
柴犬ゆめちゃんが日常の中でやらかす「ささやかな出来事」は、 言葉で書き留めるより、下手でも絵にした方が 臨場感が溢れて面白いんじゃないか…と思ったのがきっかけだ。 この下手なマンガが案外、時々読み返してみると結構面白い。 なので、気をよくして、ちまちま描いているうちに、 あれよあれよという間にスケッチブックの数がどんどん増えてきた。 マンガは描き続けたい。 どうせなら、ちゃんとペン入れもして、色も付けたら楽しそう…♪ でも、あまり物は増やしたくないから、 スケッチブックや絵の具などは増やしたくない…。 …なーんて考えていた時、 「タブレットなら、紙に描くようにお絵かきができる。 紙やペンや絵の具の質感まで再現されていて、 デジタル化ができ、とても便利」 と聞いたので、導入を検討。 でも、初期設定&慣れるまでは時間がかかりそうなので、 確定申告を終えてから始めることにした。 予想通り、初期設定に格闘することしばし…。 「おお! 今どきは、パスワードだけでなく、指紋認証や、 声の認証でセキュリティ・ロックができるのか! すごいすごい!」 と、パソコンの設定とはまた違った最新機器事情に感動! …ところが、その数日後のある日のこと。 引き出しの中でスリープしているはずの私のタブレットちゃんが、 妹の声に応答しているではないか! 『ピピッ。ご用件は何ですか?』 まるで、ボーっと寝ていたゆめちゃんが、 「ゆめちゃん、カーム! おやつあるよ!」 と呼ばれて、シャキーンと目覚めてラッタッタと駆け寄ってくるよう…!! 「僅かな声でもキャッチして、俊敏に対応するのは凄いけど、 ご主人様を間違えてますよ」 と、思わず妹と二人で大笑い! 思い返してみれば、子供の頃、私たち姉弟は全員、声だけだとよく間違えられた。 家に電話した時など、よく母から、 「声だけじゃ誰かわからない! ちゃんと名を名乗りなさいって、 いつも言ってるでしょ!」 とよく怒られたものだ。 セキュリティ認証なんて、なんのその。 私のタブレットは、妹なら開けられるし、逆もまたしかりね。 …ってことは、ペッパー君や新型アイボも、 声だけだと、私と妹の区別はつかないってことかしらん?? 物まね芸人さんや七色の声の声優さんなどが、 マネしても反応するのかしら?? でも、厚い壁に囲まれた引き出しの中でぐっすり寝ていても、 パッと起きてシャキッと反応するなんて、なんて健気! ゆめちゃんなんて、おやつがなければ呼んでも来ないことも多々あるのに…。 なんだかとっても忠実なペットのように思えてきた。 ただ、基本の使い方マスターするだけで一苦労。 なかなかマンガ作成まで辿り着けない。 なので当面は、スケッチブックと併用の日々が続きそう…。 でもまあ、ペットだって家に迎えてすぐは、慣れるのにお互い時間がかかるもの。 新しい家族が来たと思って、ゆっくり仲良くなることにしようっと。 |
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