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変遷
2019 / 04 / 06 ( Sat )
今年の春は寒さの影響で、桜がぼちぼち咲いて、
ボチボチ散っていったので長く楽しめた。

その代わりに、
「散り急ぎもなく、咲き残りもない値千金の桜」
という見事な姿が見られなかったのはちょっぴり残念…。

ところでここ最近は、新元号の発表や、
懐かしのロボットアニメを振り返る番組などがあったので、
あらためて、昭和の時代を思い出していた。

あの時代のアニメは、今ならそれほど流行らないであろう
「戦闘もの、魔法少女もの、外国の世界もの」が主流。

たぶん、あの時代、戦争は終わったものの、
まだまだ戦争の名残が残っていた。
だから、アニメは戦闘もの、ドラマはチャンバラが流行ったのだろう。

「戦争を知らない子供たち」なんて歌が流行ったのも、
あの時代の若者には「戦争を知らないことへの負い目」があったから。
今なら、
「戦争? 知らないの当然じゃん!」
で終わり。
戦争を知らないことに何の疑問も、
罪の意識も持たなくて当たり前。

戦争が終わった後も、見えない何かと戦い続けていて、
現実がとても苦しく感じられた人々は、
魔法にかけられたような「見たこともないすごい世界」を
物語の中に求めたのかもしれない。

そんなこんなで「三丁目の夕日」の時代には、
「シンデレラは魔法使いの力で美しく変身して
 王子様に見初められ結婚。めでたし、めでたし」
という話がもてはやされた。

でも、その後の時代だったら、シンデレラは、
「継母に家事を押し付けられたお蔭で、
 家事のスペシャリストになり、
 家事代行サービス会社を全国展開。
 高い美容サロンに通って大金持ちの美魔女社長に!」
の方がウケそう…。

そして、今の時代なら、さしずめ、
「シンデレラはどこの家庭にもある日用品を使って、
 家事のライフハック、リメイク衣装の製作、奇跡の変身メイクなど、
 次々と話題の動画を発信するユーチューバーに!」
の方が、リアリティがあるかも…。

今や、魔法に頼らなくたって、
誰でもいろいろな形で夢を現実化できる時代。

そして、もはやドラマで描かれる「太平洋戦争」には、
「リアルな空気感」は完全に無くなり、
大河ドラマで描かれる戦国時代や江戸時代などの
延長のようになってきた。

けれど、それこそが「時代が移り変わった証」
なんだろうなあ…とも思う。

でも、こうした時代の変遷をリアルに体感できたお蔭で、
「戦国時代から江戸時代、江戸時代から明治時代など、
 大きな変遷があった時を生きた人々は、
 その時代に特有の変遷体験ができたのでは…?」
と歴史を違った目で見て、
リアル感を想像する視点(楽しみ)ができた。

いい時代をリアル体感できてよかったなあ…。


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