天任せ
2019 / 12 / 13 ( Fri ) 何かと慌ただしく、忙しく、過ごしているうちに、
あっという間にもうすぐクリスマス&年越し! 今年はなんだかいろいろなことが硬直状態で、 思うように動かない(動けない?)まま終わった感じ。 それでも、 「まあ、そんな年もあるさ。 それでも、多少なりと新しい体験ができたから、それでよし!」 と思えていることが一番の良かったこと? ところで…。 それなりのお年頃になってきたせいか、 「終活」「相続」といった話題が周りに増えてきた。 こうしたことは、複雑な問題として、難しく考えようと思ったら、 どんどん複雑で難しい問題にもできるけど…。 私としては、 「ま、なるようになるさ…でいいんじゃね?」 と思ってしまう。 仕事柄、若い頃は、 「人間、最後は必ず何かの形で死ななければならない。 ならば、がんって病気は、いろいろなことを整理して 人生を締めくくれるから、なかなかいい選択肢かも…」 と思っていた。 でも、この年になってきたら、 「案外、災害とか事故とかで跡形もなく「サヨナラ」 っていうのも、その瞬間だけは怖いかもしれないけど、 潔いし、救命やDNA鑑定や埋葬の手間が省けて、すごくいいかも♡」 …なーんて思うようにもなってきた。 まあ、残される人たちは複雑な気持ちかもしれないけど…。 でも、 「あの人は理想の旅立ちが出来たんだね」 と思ってもらえたらメチャ感謝…って感じ? …というくらい腹を据えて、 「何が起こっても起こるままでいい。 起こることは天任せ。起こることが必要なこと」 と思っていると、日々をとても気楽に過ごせる。 なにしろ、苦しいことのほとんどは、 「未来」を心配し過ぎているか、 「過去」を見てグルグルしているか、 「心の中の妄想」を見続けているか…だからね~。 「妄想」や「空想」など、「あれこれ考えること」は、 上手く楽しめば、とても面白い「ゲーム」や「娯楽」になってくれる。 でも、それで苦しんで生活に支障をきたしたら本末転倒。 若い時には、いろいろな未来をあれこれ想像するのも 人生の経験の一部だったけど、 今になって、歩いてきた道を振り返ってみると 「起こったことが、長い目で見たら必要で、経験すべきことだった」 としみじみ思う。 確かに、「大変な渦中」にいる時はものすごく辛くて、 納得できないことも多々あったけれど、 「ああなるほど、これがこんな風に複雑に絡み合って、 あっちにも、こっちにもやっぱり必要な出来事だったのね。 大変な事ほど、すべてちゃんと人生にとってすごく役立ってた!」 と感じる。 ついでに、お金や持ち物についても、 「生きている間に、気持ちよく暮らすためのツール。 その人が送りたい人生ストーリーに応じて、 天から仮に与えられているもの」 と経験の中で実感した。 だから、たとえもし、いろいろなものを失うことがあったとしても、 「この「大変」をとことん味わい、そこから何かを得るぞ!」 と言い切る覚悟さえあれば、きっと人生は必ずいい方に転じられるに違いない。 なにしろ昭和の戦争を経験した日本人たちは、 あんな焼け野原の何もないところから、 何十年かでここまで発展してこられたんだもの… それより豊かな今の時代、たいがいのことは、なんとかなるさ~! 人生、ここまで歩いてきて実感することは、 「人生に起こったことが、自分が経験する必要のあること(最善のこと)」 という呪文を自分に言い続けることが 「自分を良き未来へと導くツール」 …って感じ? 今年も一年、お疲れさまでした。 来年が皆様にとって、充実した実りある年になりますように…。 |
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