マスク、消毒薬の代用品
2020 / 02 / 28 ( Fri ) 新型コロナの影響で、マスクや消毒薬が品薄。
町では、マスクや消毒薬を求めて長蛇の列ができているとか…。 マスク製品はほとんど中国からの輸入に頼っていたのだから、 さもありなん…な状況。 「中国で一日5000万枚、日本でも一週間に1億枚生産」 と聞くと、一見、大量生産に見えるけど…。 中国と日本の人口を考えれば、全員に行き渡らないのは明らか。 当然、医療や福祉の現場に優先配布になるだろう。 かといって、マスクを買うために、何時間もあちこち出歩いたり、 人ごみの中で何時間も並ぶのは、 逆に感染リスクが上がって本末転倒。 「感染が不安で病院に行ったら、逆に感染しちゃった!」 というのと似たようなもの。 だったら、ウィルスを完全にシャットアウト…まではいかなくても、 キッチンペーパーで代用品の手作り使い捨てマスクを作るか、 布のマスクを作って、使うたびに洗濯する方がいいと思う。 ちなみに、手作りマスクは、 わざわざ手芸店や薬局でガーゼ生地を買わなくても、 ハンカチや手ぬぐい、着なくなった綿のシャツや使わないシーツなどを 利用すればいい。 さらに、がっちりウィルスをシャットアウトしたいなら、 布の間にキッチンペーパーを挟めば、簡単にパワーアップ! 特に、これからの暑くなる時期、 麻生地や接触冷感の服をリメイクして作れば、 サラッとして使い心地がいいかも…。 特に、市販のマスクを使い慣れなくて、暑苦しく感じて、 あごに掛けて、鼻と口がオープン…っていう、 無意味な着け方をするくらいなら、 シャットアウト効果は多少低くても、 布マスクなら着け心地がいいから、 長く装用していられるかも? それから、消毒薬も、必死に消毒用アルコールを探さなくても、 ホワイトリカー、焼酎、ウィスキーなどで代用すれば十分。 アルコールは実は、純度100%のものより、 少し水が混ざっている方が、殺菌力は高い。 だから、アルコール度数が高め(40%以上がおススメ)のお酒は、 十分消毒薬の代用品になる。 物資が不足している時は、 「なにがなんでも、OOがなきゃダメ」 と思わず、柔軟に考えて、臨機応変に代用品を使おう! そして、とても大事な事は、 目先の欲にとらわれたり、必要以上に不安にかられたりして、 大切なことを見失わないこと。 ちょっとの判断違いで、 もっと大きな損失を被ることにならないとも限らない。 賢く恐れて、賢く対応し、出来る限りのことをやった上で、 「なるようにしかならない」 と腹をくくってみよう! そうすると、心と体にゆるみが出来て、 免疫力もアップしてくる。 楽しみ、仕事、学業、…などなど、すべてのことは、命や健康あってのもの。 何が大切か、しっかり見極めることが、一人一人に求められる時期ね。 閑話休題。 この先は、私の勝手な個人的見解。 たぶん、十数年前にこのウィルスが流行していたら、 テレワークや休校、イベント中止は ここまで推進されなかった気がする。 …ということは、十数年前だったら、 もっと酷い流行になったに違いない。 コロナのお蔭で、この先、 「無理しないで、具合の悪い時は休む」 というスタイルが浸透し易くなり、 テレワークやネットスクールなどの 新しい生活スタイルがどんどん進みそう。 人や社会って、大変なことが起こるたびに、 それをきっかけにして大きく変化、成長する。 神様のような大きな視点から見たら、もしかすると、 新型コロナや大震災のような苦難も、 新しい時代を作るための大きな起爆剤なのかもね…。 それから…。 今回の感染対策で、タヌキとキツネの化かし合いのような 政府やお役所の呆れた無能の対応の一方で、 北海道知事の対応は、ずば抜けて素晴らしかったように思う。 こういうトップがどんどん増えて欲しいものだわ。 |
マニュアルって…?
2020 / 02 / 13 ( Thu ) 今年の前半は、
「何かバタバタしたことが起こりそうな流れ…」 と思ってたら、「新型コロナ騒動」が勃発…。 政府や役所の対応のあんぽんたんさには、呆れるばかり…。 だから、「お役所仕事」って言葉があるんだろうけど…。 人ってどうも、マニュアルや決まりを作ると、 それに縛られてしまう傾向があるみたい…。 以前、ホスピスの運営マニュアル作りをしたことがあるけれど…。 「多くの人たちが上手く、楽に動けるように、標準的な方法」 をまとめたはずなのに、いつの間にか、 「マニュアル以外のことをやっちゃダメ」 って、規則みたいに運用されるようになってた。 「マニュアルは、医療に携わる人と患者さんが 便利に効率よく心地よくいられるためのツール。 マニュアルに縛られたら意味がない。 マニュアルをベースにして、もっと利便性のいいことは、 どんどん取り入れていくことが大切」 って、声を大にして言ったけれど…。 当時、メチャ若かった私の意見など、通るはずもなく、 年配の偉いさんたちの、 「それでは統制がとれなくなる」 って言葉で、規則みたいな運用をされて、 とても悲しくて、残念だったことがある。 でも、その後、仕事や趣味でいろいろな団体や社会に 首を突っ込んでみたら、 「根本はどこも同じ」 ってことに気が付いた。 特に、長く受け継がれていることほど、 「なぜ、そういう決まり事や約束事がつくられたのか」 と考える人はほとんどいなくて、ひたすら真面目に、 「長く受け継がれた伝統、決まりだから」 と続けられていることが少なくない。 もちろん、そのお蔭で質が保たれていることはあるだろうけれど…。 でも、もしかしたら、最初にその「決まり」を作った人は、 「守らせること」 が目的ではなくて、 「たくさんの人が、豊かで、便利で、楽になるように… もっといい方法があったら、どんどん変えていっていいよ」 という気持ちだったかもしれない。 一番大事なことは、 「規則を守ること」 ではなくて、 「人を幸せにするために規則は生まれた。 大切なのは、人が幸せであること」 ということ。 ツールや決まりに惑わされず、 「それをすることで、自分や人が真に幸せになるのか」 という大前提を心に留めて、動けるといいよね。 |
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