自粛の収穫
2020 / 07 / 04 ( Sat ) コロナ自粛を逆手にとって、
生活をリセットしたり、新しいチャレンジをしたり…と、 有意義な時間を過ごしている人が多いみたいで、 素晴らしいことだなあと思う。 私はさほど特別なことはしなかったけれど、 「ひまわりの相談を電話のみにしたこと」は、 いろいろな発見があった。 そして、今の私にとっては、 かなりメリットが多い方法だ、とも気づかされた。 また、不自由な日常のお蔭で、いろいろなことを リアルに感じられる感覚が出てきたのも面白かった。 「電車やバスや飛行機が自由に使えない…といっても、 江戸時代以前の人たちは、もっと移動手段はない中で生活してたのよね」 「昭和の初めごろは、普通の家には電話すらなかった。 私の若い時ですら、公衆電話では3分10円で、 いかにまとめて話をするかが大事だった」 「子供の頃は、トイレットペーパーがなく、ちり紙だった。 友人の家はちり紙もなくて、新聞紙で用をたしていたっけ」 「お金も品もなくて、新しい服はなかなか買えなかったから、 大人の服をリメイクしたり、古くなったセーターをほどいて、 湯のしして毛糸に戻して編みなおしていたっけ」 「イチゴのパックや段ボール箱や菓子箱で、家具やかわいい小物を作ってた」 「大地震後で生活物資がないときや、戦後の配給の時はもっと大変だったはず」 「コロナの最前線で働くこと考えると、 特攻隊に行く人たちの気持ちが理解しやすいわね」 などなど…。 すっかり便利で豊かな生活に慣れてしまっていたけれど、 私より年配の人たちは特に、昔を思い出せば、 「以前は、もっと不自由な生活をしていたんだから、このくらい全然平気! それどころか、今の時代は、いざとなったらなんでもネットで買えるし、 電話やビデオ通話で簡単に世界中と繋がれるんだから、便利便利♪ とっても豊かで恵まれた時代だわ♪」 と思えるのは強みだと思う。 それになにより、 「食事をしたり、テレビを見たり、ゆめちゃんの笑顔を見たりする何気ない日常」が、 「なんて輝いていて素晴らしいかけがえのないものなのだろう!」 としみじみ感動できたこともよかった。 自粛生活では、大好きな手芸もいろいろ楽しんだ。 昔の服をリメイクして、新しい服やスカーチョ、 いろいろなマスクやエコバックを作った。 ちなみに、マスクは、綿、サッカー生地、ガーゼ、麻、クール生地などなど、 いろいろ作って、使用してみたけれど…。 私は、麻素材のマスクが一番お気に入り。 息を吸うと、自然な感じで涼感が得られるから…。 暑がりの妹には、ジョギングをする人などがよく使っている 「濡らして、パタパタすると涼しくなる夏用マフラー」の素材で、 イスラムの女性がしているようなマスクを作ったら、かなり好評。 防御力には欠けるけど、飛沫予防には十分。 但し、布に匂いがつきやすく、一度ついた匂いは洗濯しても取れにくいので、 匂いに敏感な人にはNG また、マスクは、ゴムの長さや生地の素材や厚み、 ちょっとしたプリーツや立体裁断の形の違いで、 かなりつけ心地が変わるのもわかった。 なので、マスクは手作りで自分の体と好みに合わせると 最強のものができるかも?! |
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