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時代
2009 / 01 / 11 ( Sun )
 いよいよ2009年がスタートしました。

 年末年始に出会った人々や出来事を通して、
「時代の変わり目が来ているのかもしれないなあ…」
 と感じつつあります。

 とはいえ、実は「時代の変わり目」は、歴史を見れば、そこここにありました。
戦国時代から平和な江戸時代、鎖国時代から開国時代…。
いつの時代も「変わり目」に生きるということは、とても面白い経験でしょう。
つい最近で言えば、「戦時中」の「天皇は神様。勝つこと、強いことが全て、幸せ」という時代と、「戦後の高度成長期」の「人は全て平等。豊かであることが全て、幸せ」という時代。この二つを体験した人々は、様々な価値観の転換や、生活や生き方の変化を味わったのではないでしょうか。

 これからの未来は、一言でいえば、「世界と自分を変えていく時代」から「すでに変わったことに気づく時代」への移行なのかなあと感じます。

 たとえば、今までの時代が、
「アヒルやニワトリは、どんな努力をすれば空を飛べるか? どんな遺伝子操作をすれば、飛べるアヒルやニワトリが作れるか」
 とあれこれ努力し、自らの力でどこまで変化できるかを楽しむ時代だとすれば、これからの時代は、
「ある日、ふと、水面に映る自分の姿を見たら、アヒルではなく白鳥であることに気づいた。羽ばたいてみたら、簡単に空を飛べてしまった」
 という感じでしょうか?

 周りの若い世代の人々を見ていると、
「せっかく、変化の時代に生まれたのだから、若いうちは、努力するアヒルやニワトリの生活を楽しんで、途中から白鳥の生活に移行しよう」
 と、変化の時代を謳歌する人生計画の人が多いような気がします。

 そして今後は、「生まれた時から、白鳥として生きる」という子が増えるのでしょう。
そうなると、「努力するアヒルやニワトリの生き方が最高!」という気持ちで一生を終える人々はちょっと辛いかもしれませんね。
 あるいはそれは、「天皇は神」と信じていた人が、「人は全て平等」という世界で生きにくさを感じるのと同じ感覚かもしれません。

 ちなみに私の世代は、
 「戦争を実体験はしないものの、その名残を肌で感じられ、高度成長期には刻々と生活と文明が変化していく時代を味わい、さらに新しい時代を体験できる」
 という大きな変化の時代を体験できるわけです。ラッキーな世代です。

 そして、これからは新しい世代を生きる子供たちが、彼らの思う通りの人生を伸び伸び歩けるよう、サポートできる大人でありたいなあと思う今日この頃です。
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