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大河の流れ
2007 / 04 / 13 ( Fri )
 今年は天候が狂ったせいか、我が家の花々は咲くタイミングがいつもと全く違う。桜の後に咲く源平桃が、桜より早く咲き、4月の末に咲くはずの牡丹がすでに満開を迎えてしまった。
 また、「ひまわり」の前の山桜は工事の関係か、明らかに工事側の枝が花をほとんどつけなかった。
 自然というのは、本当にデリケートだ。

 ところで、私にとって3月は決断の月間だった。仕事、私生活共に、いくつかのことを終わらせ、新しい生活に向けてスタートする決意を固めた。そのせいか、他にもいろいろな流れがストップし、今は完全にすべてが休止状態という感じ。
 こういうときって、ちょっぴり不安になったりする。

「本当に、流れているのかなあ。前に進んでいるのかなあ。これでいいのかなあ・・・」
 なんて考えながら、お散歩していたら、ふと、川の流れが目に留まった。
 川幅の広い所では、舞い散った桜の花びらがほとんど動かずに立ち止まっているように見えた。でも、川幅が狭くなったり、段差があったりするところでは、滔々と水音をたてて、確かに川は流れている。

 「そうかあ。水が流れてないように見える所って、広々として、でこぼこが全くなくて、安定しているところなんだ。
 でこぼこや落差があったり、狭くて苦しいところの方が、はっきり流れがわかるんだ」
 なんて、当たり前のことをしみじみ確認してしまった。

 人生も同じなのかもしれない。
 流れが全く感じられない時は、それだけ幅広く安定しているってことなんだろう。でも、そのうち、嫌でもでこぼこや分岐点が来る。だったら、安定しているときは、安定を楽しんでいればいい。

 花も草木も、冬はじっと眠ったように過ごしている。でも、ちゃんと春に向けて準備をして、時期が来たら、必ず花開く。
 咲く時期は、その年の天候などたくさんの要因に左右されて、人間の力ではどうにもならない。でも、咲く時期が来れば、咲くものは必ず咲く。
 「人事を尽くしたら、天の時を信じて、ただ静かに時期を待つ」
 ということを極めるのが、本当に自然と共存する生き方なのかもしれないなあと思う今日ごろ。
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