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いろいろな角度から試してみる
2007 / 06 / 13 ( Wed )
 声楽を習い始めた。
 昔から歌は好きで、友人にも歌好きが多かったから、カラオケなどにはよく行ったけれど、ちゃんと習ったことは一度もない。しかも、私は妹と違って絶対音感がないから、音を外すのが得意。
 だから、「一曲でいいから、それなりの曲をちゃんと歌えるようになりたいなあ」と思っていた。

 先日たまたま、ド素人にも声楽の個人レッスンをしてくれる教室を発見。ためしに体験レッスンを申し込んでみた。先生は女優の水野真紀さんを楽しくしたような感じの明るい人で、体の感覚を丁寧に教えてくれて、超楽しかった!
 「そうだ! 歌うこと、声を出すことって、ものすごく楽しいことだったんだー」
 と再発見!

 実は、ちょっと前にお能を習い始めた頃のテープを聞き直していて、
「この頃って、節回しや技術は全くダメだったけど、とても伸びやかな声をしていたなあ。聞いているだけでこっちまで楽しくなってくる。
聴く立場なら、どんなに上手でも緊張して切羽詰まった声より、下手でもいいから楽しそうな声の方が気持ちいいかも…
今はどうあがいてもこんな声が出ない。どうしてだろう??」
 と思っていた。

 今回、声楽の先生から、
「声が、うわーっと出るのね」
 とお能の師匠によく言われるようなご注意を受けて、はっと気がついた。

 自分ではがんばらないように心掛けて声を出しているつもりだったけれど、「もっと上達しよう、もっといい声を出そう」という思いが、「わーっ!」とほとばしるような声になって出ていたらしい。
思い返してみれば、「声を出すこと」はいつの間にか「楽しいこと」ではなく、「努力。修業。修練。上達。忍耐。戦い…」にすり替わっていたんだと気がついた。

 でも、長年染みついた癖はなかなか抜くのが難しい。そこで、またまたはっと気がついた。
 「高音は中学で合唱をやった時以来使ってない。もしかしたら、高音の方が素直に声が出るかも!」
 そこで、「先に高音で練習するのは無理でしょうか?」とお願してみた。「本来は低音から訓練するのだけれど、じゃあ、試しに…」と練習法を変更してもらったら、ばっちり、すんなり先生のご指示通りに声が出せる!
 
しかも、この先生、すごく素敵なソプラノの声の持ち主!  一緒に発声練習をしていたら、なんだか頭上に天使が寄ってきたような感じになって、ゾクゾクして嬉しくなった!  と同時に、全身から力が抜けて、体全体から自然に声が広がって出ていくのがわかった。

 「ああ、歌うのって楽しいことだったんだー!!」
 と久々に思い出せた感じ。この緩んだ状態で、謡いも謡えたら、また違った表現ができるのかもしれない。
 いろいろなことに手を出してみると、ひょんな発見があるものだ。
声楽はしばらくハマれそうで、ちょっと楽しみ! 
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