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家系の課題
2007 / 08 / 08 ( Wed )
母方の叔母が亡くなって、久しぶりに親戚一同が集まった。
母の家系は、ものすごく情が厚くて、世話好きな人間が多い。さらに、じっくり観察してすると、他にもいろいろな共通点がありながらも、それぞれバリエーションのある人生を生きていることに気づいた。

実は、子供の頃、漠然と親戚の一人一人を見ながら、
「なぜ、この人はこういう人生を歩いているのだろう。なぜこの人は、いつもこういう行動をするのだろう」
 と思っていた。でも、今回、
「ああ、家系から引き継いだ課題のために、無意識にこういう人生を選び、こういう行動をとっているのかも…」
と理解した。
 
 多分、「家系に伝わっている人生の課題」のようなものがあって、母の両親が背負っていて達成できなかった課題「A」は、母の兄弟の代で「A1,A2,A3…」と分かれ、私たち姉弟の代になってさらに、「A3-1,A3-2,A3-3」と分かれ…というように、脈々と受け継がれてきているのだろう。

 もし、母方のご先祖様たちが、私の後ろで、私の目を通して、自分たちと自分たちの子孫の人生を見ることができたら、
 「ああそうか。私がぶち当たったこの問題は、こうやって乗り越えればよかったのか。また、家系の中で、私の人生はこんな役割があったんだ!
子孫たちは、私のことなんて全く知らないで生きているけれど、私が人生の中で必死で掴んだ知恵とパワーが、こんな形で子孫たちに受け継がれて、広がっている!
私の人生もまんざらでもなかったかもしれない」
と思っているかもしれない。

 よく、親子関係のことで悩んでカウンセリングに来られる方に、
「親が超えられなかった課題を乗り越えて、「ああ、親も同じような問題を抱えていたのね」と思えたら、それだけでものすごい親孝行をしたことになるのよ」
 なんて話をするけれど、実は、親の課題を乗り越えられれば「先祖代々孝行」になるんだと、今回実感した。

母とその兄弟、母の両親、そして、そのまた両親・・・と、先祖代々の長きに渡って受け継がれ、それぞれが悩み、苦しみ、迷ってきたであろう「先祖代々の課題」に、ようやく一つの答えを出すことができたのかもしれないと、ホッと肩の荷が降ろせたような気がした。
思わず、
「ご先祖様たち、ありがとう。みんながそれぞれの人生を頑張ってくれたおかげで、私はようやく課題を乗り越えることができました」
と感謝したくなった。
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